ホーム の中の放射線とは何か

 

当サイトの目的

原発事故以来放射線に対する国民意識が非常に高い今、長年培った我々の水中測定のノウハウを活用し、水中の放射線測定の精度向上と的確な情報を提供する為に本サイトを立ち上げました。

放射線とは何か

※当サイトは、水中の放射線についてをメインとして情報提供しているサイトですので、このページでは放射線の基礎的なことをを大まかに説明しています。

 

放射線と放射能

「放射線」は、光の仲間で、原子核が壊れる時などに放出される高速の粒子や高いエネルギーを持った電磁波のことです。放射線にはさまざまな種類があり、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線、中性子線があります。放射線を出す能力を「放射能」といい、放射線を出す物質を「放射性物質」といいます。

一般的にわかりやすく説明される例として挙げられるのが懐中電灯です。「放射線」は懐中電灯の光、「放射能」は懐中電灯の光を出す能力、「放射性物質」が懐中電灯そのものということになります。

一般的に、放射性物質から被曝をした方が放射線を受けただけで、被ばくをした方自身が放射線を出すわけではありません。放射性物質が体に付着し汚染された状態の方や放射性物質を体内に摂取した方は放射能を持つ状態になりますので、周囲の人が二次被ばくしたり、周囲に汚染を広げる可能性があります。しかし、適切に放射性物質を除染すれば、その影響を考慮する必要はありません。

このページの先頭に戻る

放射線の性質

放射線はものを突き抜ける能力を持っていますが、これを止めることもできます。

放射線の種類によって性質は異なっています。

  • アルファ線
    放射線の中でも重い粒子で、空気中では数センチメートルしか飛ぶことができず、わずか紙1枚でさえぎることができます。
  • ベータ線
    ベータ線も透過力は弱く、アルミ板などの薄金属板で止めることができます。
  • ガンマ線やX線
    電磁波なので透過力は強いほうですが、鉛や厚い鉄板で止まります。
  • 中性子線
    中性子線は鉛や鉄も突き抜けてしまいますが、水やコンクリートで止まります。

このページの先頭に戻る

 

放射性物質が与える被害

放射性物質は放射能(=放射線を出す能力)を持つ物質の総称の事をさします。
そして放射線にも種類があり、これらの物質によって、放射線にさらされたり、物質自体を取り込んだりすると被曝状態に陥ります。被曝状態になると放射線障害を引き起こし、様々な健康被害をもたらす事がわかっています。

特に放射性物質が体内に取り込まれてしまうと、重度の放射線障害を引き起こす可能性があり、大変危険です。

また、自然環境にも影響を与える事がわかっており、原発事故など放射性物質の流失があった地域では、生物多様性の減少や動植物のDNAの突然変異による奇形が観測されています。

 

健康への被害

  • ガン、白血病の誘発
  • 先天性疾患、遺伝子変異の誘発
  • 急性放射線障害

 

環境への被害

  • 生物多様性の減少
  • DNAの突然変異

このページの先頭に戻る

放射線の利用

私達の日常生活の中にも放射線を利用した多くの製品があります。
例えば蛍光灯のグロー放電管、夜光時計、煙感知器やカメラの内臓ストロボなどに放射線が使われています。
また、医療現場では放射線が盛んに利用されています。健康診断でとる胸部のX線検査は誰もが一度は利用されたことがあるかと思います。この他にも、ガン治療の有効手段としても積極的に活用されています。
放射線は私たちの生活と切っては切れない関係にあると言っても過言ではありません。

このページの先頭に戻る